ルブリンで16世紀の料理が食べられるおすすめレストラン3選!

Mandragoraマンドラゴラ 観光

歴史が色濃く残る街ルブリンに行ったら食事も歴史の感じるものを食べたいですよね!今回はルブリンで16世紀の家庭料理が食べられるおすすめレストラン3選をご紹介します。今回紹介する3つのレストランは“MIEJSCE INSPIRACJI”を受賞しているレストランです。(MIEJSCE INSPIRACJIはインスピレーションの場所という意味で、ルブリンの歴史や特徴を感じられる場所に与えられる賞)

ルブリン観光については別記事にまとめていますのでご興味ある方は是非ご覧になってみてください。
ワルシャワからショートトリップ!ルブリンでポーランドの歴史を感じる

Restauracja Żydowska Mandragora

初めに紹介するのは建物も料理も16世紀の“Mandragoraマンドラゴラ”です。

100年前のレシピを受け継いだ料理が食べられ、GAULT&MILLAU(ミシュランと並ぶ強い影響力を持つフランス発祥のレストランガイド)も受賞しています。アクセス、歴史、味良しのレストランです。

Mandragoraは旧市街中心近くにあり旧市街散策しているとひと際年代を感じる建物が目に入ります。

Mandragoraマンドラゴラ
マンドラゴラ

※来店時の注意点※
私が行ったのは日曜日だったこともあり混んでいましたが、店内、店頭のテント、中庭にも席があるので満席ということではなかったのですが、料理が出てくるのが遅かったです。後々知ったのですが公式HPには“提供までに約25分かかります”という表示がありました。訪れる際にはこのことは念頭に置いておきましょう。

営業時間日~木 12:00~22:00
金~土 12:00~24:00
住所Rynek 10, 20-112 Lublin
公式HP http://mandragora.lublin.pl
マンドラゴラレストラン情報

Mandragoraでチェックするべきおすすめメニュー

マンドラゴラで歴史を感じられる料理としておすすめされているのはメニューは以下の5品です。

①Gefilte fisz z karpiona (鯉のゼリー寄せ)・・・安息日サバスに食べられる最も伝統的な料理の一つ。40zł(1200円 1zł=30円)

②Żydowski kawior・・・鶏レバーと玉ねぎと卵のソース。今回食べた料理②。“MIEJSCE INSPIRACJI”(前章の補足を参照)に認定されている料理です。32zł(960円)

③Gęsie pipki ・・・一番人気の16世紀の料理。アヒルの首に詰め物をした料理です。53zł(1530円)

④Czulent ・・・安息日サバスの最後に食べられていた伝統料理。肉、豆、ジャガイモの料理。38zł(1140円)

⑤Pascha・・・このレストランの名物。レーズンやナッツを添えた小さいチーズケーキはシャブオット(ユダヤ教の祝祭)の伝統的なデザートです。16zł(480円)

※安息日とは、何もしてはならない日と定められた日のこと。

今回は②のŻydowski kawiorを注文しました。レバーは全く臭くなくふわふわした食感で、玉ねぎソースも卵が入っているためか、まろやかでレバーと相性抜群です。

ユダヤ料理を撮影した写真
レバーのオニオンソース

価格帯は旧市街にあるレストランにしては安めだと思います。量はおなかいっぱいになりますが食べきれる量でした。

Restauracja Hades Szeroka

2つ目に紹介するのは、旧市街からルブリン城につながる門のすぐ手前にある素敵な外観のレストラン“Hades Szerokaハデスシェロカ”です。

お酒や前菜のメニューが豊富で、金曜の夜などはミニコンサートも開催しているようです。こちらのレストランはどちらかというと夜の方が楽しめるレストランとしておすすめです。

レストランHades Szerokaを撮影した写真
レストランHades Szeroka
営業時間日~木 12:00~22:00
金~土 12:00~24:00
公式HPhttps://www.hades-lublin.pl/
ハデスシェロカレストラン情報

Hades Szerokaでチェックすべきおすすめメニュー

①Tatar a’la A. Widelski ・・・卵黄、玉ねぎ、キュウリのピクルス、バジル、アンチョビ、マスタード、キノコのマリネ。35zł
②Deska serów regionalnych・・・ 山羊のチーズやスモークチーズ、クルミ、ドライアプリコットなどの盛り合わせ。49zł
③Golonka a’la Grześkowiak・・・ポークナックル。100g9zł
④Kresowy specjał śliwkowy・・・ナッツとオレンジの皮を詰めたドライプラムクリームのデザート。17zł

Restauracja The Olive

最後に紹介するのはIlan Hotelの中の“Restauracja The Oliveレストランオリーブ”です。こちらのレストランはルブリン城から徒歩15分の所にあり、旧市街からは少し離れていますが、100年以上の歴史を持つレシピに基づいた最高の料理を新しいアレンジで味わうことができるレストランです。

営業時間日~木 13:00~21:00
住所 ul. Lubartowska 8520-123 Lublin
公式HPhttps://www.hotelilan.pl/restauracja/restauracja-the-olive
レストランオリーブ情報

Restauracja The Oliveでチェックすべきおすすめメニュー

Restauracja The Oliveでチェックすべきおすすめメニューは以下の通りです。

①Śledzik po żydowsku・・・レーズンとシナモンのニシン料理。

②Rosół żydowski・・・マツァボール(ミートボールのようなもの)入りのスープ。15zł

③Czulent żydowski・・・安息日サバスの最後に食べられていた伝統料理。

④pascha żydowska・・・伝統的なお菓子。17zł

どれも日本人にとっては聞きなれない料理ですが、ポーランドに4年住んでいる私でも見かけない料理ばかりです。

まとめ

ルブリンで16世紀の料理が食べられるおすすめレストランを3つ紹介しましたが、ご旅行の際はご自身のプランやお好みに合わせられるよう特徴の異なる3つを挙げました。

ルブリン旅行の際にはぜひ参考にしていただければと思います。

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