【鬼滅の刃】痣はなぜ出現する?善逸やしのぶには発現してた?

鬼滅の刃でなぜ痣が出現するのか。 アニメのアレコレ

鬼滅の刃の主人公炭次郎の外見の特徴の一つである痣。初めはただの傷跡だったのに、痣となり、重要な戦闘シーンではこの痣がうずき始め重要な役割があることが分かります。

また他の登場人物でも痣が出現しているキャラがいますね。

今回はこの痣はなぜ出現するのか。善逸やしのぶには痣が発現していたのかについて調査してみました!

【鬼滅の刃】痣はなぜ出現する?

鬼滅の刃で鬼と戦うとき、劣勢になっていても痣が出現することで強さが増して鬼を倒すことができた!というシーンがいくつかありますね。

窮地に立たされた時に出現するという事は分かりますが、なぜ痣は出現するのでしょうか。

その理由は、心拍数200以上、体温が39度以上になったから

心拍数200以上と言うのは人間のギリギリの心拍数です。人間が1分間に発揮することのできる心拍数を「最大心拍数」と言いますが、その値は「220-年齢」で求めることができます。

炭次郎は15歳なので、最大心拍数は205という事が分かります。つまり心拍数200以上と言うのは最大心拍数が205である炭次郎にとってギリギリの心拍数ということですね。

普通の人間であればそんなぎりぎりの心拍数では体が持たないのでしょうけれど、炭次郎のように鍛錬しているのであれば、最大の心拍数でより覚醒した力を出すことができるのでしょう。

引用:https://twicomi.com/

実際、痣が出現しているのは炭次郎含め、柱の鬼殺隊だけです。鬼殺隊の柱は「血の吐くような鍛錬で自らをたたき上げて死線をくぐってきている」という事を考えれば、この痣が出現する人間は限られているという事が分かります。

炭次郎の痣の変化

そんな一部の人にしか出現しない痣ですが、炭次郎には鬼殺隊になる前の初登場時から痣の様なものが額にありましたね。それは末の弟が火鉢を倒してしまい、弟をかばった時に火傷を負った後でしたが、最終戦別の時にもまた額に傷を負って形が変わったようです。

炭次郎の痣の変化

この写真を見てみると初登場時はただの火傷跡に見えますが、最終戦別後は色も濃くなり、ただの傷跡には見えません。

遊郭編ではこの痣がうずき始め、形が変わっていきました。この時に初めて覚醒モードに入れる“痣”が出現したと考えられます。

引用:https://yuya-do.com/entertainment-district-arc-10/

遊郭編では上弦の陸である妓夫太郎(ぎゅうたろう)と戦っていた時、この痣が炎のように形を変えて、炭次郎は覚醒モードに入りました。

刀鍛冶編でも、痣がまた炎のように形を変えて覚醒モードに入り、その後は痣が元の形に戻るというのを半天狗と戦った時には何度も繰り返していたようです。心拍数200以上のギリギリの状態が1回の戦いの中でこんなに何回も起こって大丈夫なのか?と思いましたが、戦いの後は急に限界がきてパタリと倒れてしまいました。

戦える限界ギリギリの状態でずっと戦っていたのですから、戦闘後は倒れてしまうのも当然でしょう。むしろ最後の最後まで痣を出現させ戦い抜いたのは、炭次郎の体力と精神力がすごいなと思ってしまいます。

柱である甘露寺は半天狗の子供部分である憎珀天を足止めしていた時に、最後の最後には「もうムリー!」と集中力が切れて死ぬことを覚悟したようでした。運よくそのタイミングで炭次郎が本体の半天狗の頸を斬り落としたので甘露寺は助かりましたが、このことからも炭次郎の精神力や体力は柱に匹敵するものがあるのかな感じますね。

【鬼滅の刃】善逸に痣は発現してた?

炭次郎と一番古い鬼殺隊仲間の善逸にも痣が発言していたという疑惑があります!

結論、善逸に痣は発現していませんでした。

疑惑があったシーンは獪岳(かいがく)と善逸が戦ったシーンで、まだアニメ化されていないシーンです。獪岳は善逸の兄弟子でしたが、鬼になり、上弦の陸の座に就いていました。

獪岳は雷の呼吸と血鬼術を組み合わせた技で善逸に重症を負わせますが、善逸が覚醒し独自に編み出した漆ノ型で獪岳の頸を斬り落とし勝利していました。

引用:http://animesoku.com/archives/15408882.html

このシーンで顔にある雷のような傷が痣に見えたことで疑惑があったようです。しかし戦いの後、愈史郎がこの傷を治療していたので、これは痣でないという事が明確になりました。

という事は、善逸は痣なしで上弦の陸に勝ったという事ですね!柱でも上弦の鬼に一人で勝つのは容易なことではありません。過去上弦の鬼に勝ったかどうかも含めて柱の強い順番を考察した記事はこちらです。

鬼滅の刃の柱の人間関係は?強い順番と死因一覧

ただ、上弦に勝ったと言っても、獪岳は穴埋め的に上弦の陸に就いただけで、実際その実力があったかどうかは分かりません。

【鬼滅の刃】しのぶに痣は発現してた?

無限列車編で死亡した煉獄と遊郭編で引退した宇髄を除く柱達は次々と痣を発現させましたが、残った柱7人の仲では唯一胡蝶しのぶだけには痣が発現しませんでした

その理由は明確にはされていませんが、しのぶの戦い方が痣が発現するような戦いではないからと推測できます。痣の発現条件は体温39度以上と心拍数200以上とのことですが、しのぶは「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という戦い方なのでそれほど体温も心拍数もギリギリまでは上昇しないのではと考えられます。

また、胡蝶しのぶは柱の中で唯一鬼の頸が斬れない剣士という事で、筋力もそれほどないのでしょう。それで柱になるほど鬼殺隊で上り詰めるというのもすごいですよね。

胡蝶しのぶは童磨との闘いで命を落としており、この時に痣が出ていたら勝てたのか?という考察がネット上でされていますが、私はまず童磨戦で痣が発現することが難しかったのではと思います。

しのぶがあらかじめ自分の体内に毒を巡らせていたという事を考えると、しのぶは自分が童磨と戦っても勝てないことを察して、自分を犠牲に童磨を弱らせることが自分の役目だと感じていたのだという事が分かります。

つまり、そういった戦法で心拍数や体温上昇はまずありえないかなと思います。それも冷静沈着な、しのぶらしいですね。

まとめ

以上、鬼滅の刃でなぜ痣が出現するのか、善逸やしのぶには発現していたのかについてまとめてみました!

  • 痣が出現した理由は、心拍数が200以上、体温が39℃以上になったから
  • 善逸としのぶに痣は発現しなかった

炭次郎の額の痣は初登場時はトレードマークくらいの存在でしたが、物語が進むにつれて痣は重要な存在となっていきました。痣が発現する条件を知っていると、なぜここで出現したのか、なぜこのキャラは発現しないのかなど考えることができて、そこを考えるのも面白いですね。

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